さくらインターネットとは?政府クラウド提供事業者に選定された理由を考えてみる。

2023年11月28日、デジタル庁が政府クラウドの提供事業者にさくらインターネットを選定した。

政府クラウド
行政機関が共用できるクラウド(インターネットインフラ)基盤のこと。
これまでは国や地方公共団体がそれぞれ独自のシステムを運用していたが、
これらを統一し、便利に運用するためのシステムのこと。

デジタル庁
日本のデジタル社会実現に向けて、2021年9月1日に内閣に作られた行政機関。
国・地方行政のIT化、並びにDX(デジタル化)の推進を目的としている。

目次

さくらインターネット

さくらインターネットは、2005年に東京証券取引所マザーズ市場に上場している会社。

大阪の梅田に本社があり、レンタルサーバー事業(ホスティング)やVPS,IoT事業などをしており、日本最大規模のデータセンターを持っていることも特徴。

さくらインターネットでは、日本最大規模の大容量・高速の通信回線を確保し、高度なセキュリティと堅牢な設備環境を備えたデータセンターを自社で運営しています。
全国に3つの拠点を構え、東京は東新宿・西新宿・代官山、大阪は堂島、北海道は石狩。24時間365日の運用体制でお客さまの重要なデータを守ります。

SAKURA internet データセンター https://datacenter.sakura.ad.jp/location/ 

データセンターとは?
サーバー等を設置するために作られた施設。従来、自社でサーバーを持っていた会社が運用のコストを減らすために外部に依頼することが増えた。
そのサーバーを大量に設置しているのがデータセンター。
冷却装置や大容量の電源などを持ち、データを保持したり、外部とのネットワークを堅牢に保守するために存在する。
セキュリティが重要でIDや生態認証によって外部からの侵入を防ぐ役割もある。

さくらインターネットが選ばれた理由(予測)

・Amazon Web Services
・Google Cloud
・Microsoft Azure
・Oracle Cloud Infrastructure
これまで上記四社だけだった政府クラウドですが、デジタル庁は国産導入を目指し方針を転換。1社だけで条件を満たすのではなく、他社のサービスを利用して要件を満たす場合も可能としました。

これによってIIJやソフトバンクなども立候補していましたが、今回「さくらインターネット」が選ばれることになりました。

選定理由について公表はされていませんが、少し予測してみたいと思います。

さくらインターネットは、10月にも生成AI向け基盤に135億円を投資したことで話題になっていました。

これらの投資によって高性能なGPUを2000基以上、導入。2024年1月以降クラウドサービスとして提供できる予定とのことです。

ただ、これは生成AIに関しての話ですので今回の政府クラウドとは直接的には話が異なります。

ただ、この生成AIに関して経済産業省から補助を受けているということもあり、国からの期待は大きいように感じます。

それに加えて、今回デジタル庁は国内でのクラウド化ということに焦点を当てており、

国内最大規模のデータセンターをもち、長くクラウド事業を継続させているさくらインターネットに焦点を当てたのではないかと考えます。

国内大手のソフトバンクも名乗りを上げていましたが、今回は国内の民間企業の成長も視野に入れていたため、その点でもさくらインターネットを優先させたのではないかというのが私の意見です。

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