2038年問題とは?人類が滅亡する?コンピューターの問題?

2038年問題って何?

2038年問題で人類が滅亡するって本当?

2038年問題でコンピューターが全部止まるって聞いたけど本当?

という疑問をお持ちの方に2038年問題の詳細を説明します。

目次

2038年問題とは

結論から言うと、2038年問題は多くのコンピュータシステムに影響を及ぼす可能性がある技術的な問題です。

とはいえ、人類が滅亡したり、コンピューターが全部止まるといったことは100%あり得ません。

この問題は、コンピュータが「時間のデータ」をどのように処理し保存するかに起因しており、コンピューターが全部ストップするようなものではありません。

「2038年問題って何?」

「コンピュータが時間を数える方法に問題があるの。1970年からの秒数を32ビット整数で数えているけど、2038年にはその限界を超えちゃうの。」

「なんだか難しいね、実際どんな影響があるのかな?」

2038年問題の影響

この問題は、システムのクラッシュや不正確なデータ処理を引き起こす可能性があります。
特に、組み込みシステムや古いシステムが影響を受けやすいです。

とくに製造の現場だと、いまでもかなり古いコンピューターが動いていたりします。

そのような現場には致命的な問題になるかもしれません。

「それって大変じゃない?」

「うん、特に古いシステムや組み込みシステムには影響大きいよ。修正しないと、システムがクラッシュしたり、データがおかしくなるかも。」

解決策と対策

2038年問題の主な解決策は、32ビットの時間表現を64ビットにアップグレードすることです。これにより、より多くの数を表現することができるようになり、2038年問題への対処が完了します。

そのため、エンジニアを雇えるような企業などではお金がかかるだけで、全く問題にはなりません。

もちろん、インフラ施設なども国や各自治体がお金を出して保守することは間違いないと思うので、システムが急にすべてストップするということもないでしょう。

そのため、巷に言われるような「2038年問題で人類が滅亡する」や「2038年問題でコンピューターがすべて止まる」といった2038年問題に関わるうわさはデマであることがあります。

問題となるのは一部の会社で古いシステムをずっと運営し続けており保守するエンジニアも雇えないという場合です。

この場合、システムが止まってしまい業務に影響がでることは考えられます。

「どうやって解決するの?」

「時間を数えるビット数を増やすのが一般的な解決策だよ。32ビットから64ビットにすることで、問題をかなり先延ばしにできるの。」

まとめ

2038年問題は、時刻表現の限界に関連する重要な問題です。

とはいえ、「2038年問題で人類が滅亡する」ことも「2038年問題でコンピューターがすべて停止すること」もありません。

適切な対策とアップデートにより、システムの安定性を保つことができます。

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